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初音ミクさんに対する嫌悪感って…

musicotaku  2011/7/13

初の海外ライブも成功し、勢いに乗ってまた少し世間一般への知名度が上がったミクさん。

僕自身はミクさんマジ天使だと思うんだけど、クラスタ外の批判というか嫌悪感というか食わず嫌いみたいなものって根強くあるのかなー…と。

【GUMI】モザイクロール【オリジナル曲PV付】のコメントより

私はモザイクロールを学校で流しました。そうしたらクラス中が非­難してきました。「こんなの流すなよ」「オタクやめろよ」「音痴­」色々文句を言われました。私は泣きたくなってきました。私の好­きな曲をここまで非難されることに…。
(以下略)

確かにいかに神調教したとしても、まだ人間の生歌に比べれば違和感は残ってしまう。
それも“ほつれ”というか、魅力の一つではあるんだけど、いままでの音楽の価値観からすると「人間の方がうまいんだから別に人間でよくね?」ってなっちゃう。

今現在のミクさんがウケている理由の一つに、“キャラクター性 ”もしくは“アイドル性”にあると思う。音楽性のほとんどを制作者のPが担っているところも非常にアイドルっぽい。

似たような存在にアニメのキャラがアイドルとして曲を出したりってのはあったけど、声を当ててるのは生身の声優なわけで、あえて現実にあるものを“雑味”だと考えると、それを濾過し蒸留したものが「ボーカロイド初音ミク」なんじゃないかと。
真の意味の“理想のアイドル ”ってこと。

しかしながら「初音ミクは新世代のアイドルなんだ」と説明したところで、嫌悪感を抱いてる人を懐柔することはできないよなぁ…っていう。

あとは、生歌ではほぼ無理なテンポや音階によるダイナミックなメロディーってのは醍醐味の一つだよね。
『初音ミクの消失』みたいな。
このへんは今後もPさん達に追求していってほしいところではある。

とにかくまぁボーカロイドの音楽って、音楽史における電子音楽の登場や進化と同じように、生歌と比較したり限りなくそれに近づけるのは間違ってるよね。

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