Boy’s Surface
daily 2012/12/31
途中まで読んで長いこと積ん読していた円城塔さんのBoy’s Surfaceを最近また最初から読みはじめた。
これ読むといつの間にか眠くなるのよなー…
本文中の言葉で説明すると、
そこに林檎と書かれていることを林檎という文字に気づかれぬよう林檎と書くような小説。
先日、人にこの小説を紹介する際に
「ソースコード読んでるみたいな小説」
もしくは
「哲学書みたいな小説」
と言ったら「分からん」て返された。
…むう。
僕の中じゃソースコード読む感覚と哲学書を読む感覚って似てるんだけど大雑把過ぎなのかな…。
どちらも冗長性が高い。
なんも分からんコンピュータに動作を1から10まできっちり動作を指定するソースコード。
帰納法的に周辺から本質を語っていく哲学書。
結果的に表現したい物の断片を少しづつ積み重ねて完成させる感じ。
内容を読み解くのに脳で糖分めっちゃ使う。疲れる。
WEBで食っていながらこのていたらくですよ。