眼鏡に対するイメージは理性的なものが大半だが、
ここでは人間の肉体的弱さの発露、その防衛装置としての眼鏡。
むしろ、なんで原作では眼鏡じゃないのかと思うほど良い改変。
おそらく当時は今ほど眼鏡びいきな社会じゃなかったってのもあるのかも。
眼鏡をかけると普通の少年にならない。
あとは作者の好みが一番大きいか。ビジュアル重視の作者じゃないしなぁ。
アニメにおける撮影手腕って、OPにおけるスタッフ名テキストが現れるモーションタイポグラフィに現れる気がする。
このアニメもタイトルのイメージと曲調に合ったモーションタイポグラフィでかっこいい。
画面端から虹色モーションブラーでin
テキストがワイプ
テキストFix
この間12コマ程度で一瞬。
絵コンテは監督の高村和宏さん。
演出は錦織敦史さんで制作協力にトリガーが関わってる。
メカや武器などはもちろんだけど、飛行中やアクション中のキャラもトゥーンレンダリングされた3Dモデルを使ってたり使ってなかったり。
アップになる顔だけ手描きだったりしてキャラに関してはすごい気を使ってる。
タイトルのイメージに合わせて作品全体の色調もかなりビビッドな色使いなので、3Dモデルとの親和性が高い。
HDだとかなりきれい。
戦闘機からの機銃の弾丸軌跡が何気にリアルw
これも撮影さんの手腕なんだろうか。
変身後コスチュームのラインとか至る所に蛍光の発光箇所があってめんどくさそう。
EDクレジットで「撮影:グラフィニカ」となってた。
作中のモニターUIデザインもここが手がけてるみたい。
HPで参加作品みてきたら、手の込んだ撮影演出してる作品はけっこうこの会社さんが関わってそうだ…。
EDの撮影はこのグラフィニカさん。手描きアニメは少なく割と簡単めなモーショングラフィック的な仕上がり。
ちなみにアートワーク(ロゴとかHPやDVD/BDジャケ等)はおなじみの草野剛デザイン事務所さん。
Wikipediaより
いないならここでアニメ備忘録として自分なりに分かる範囲で書いて行こうかと思った次第。
]]>捨てカット無しの作画クオリティの統一も流石の一言。自社内注体制の強みというだけでは足りない何かがある。
特にオープニングの作画は京アニの本領大爆発。ロトスコープ(実写映像トレース)並のリアリズムがありながら、ロトスコープ独特のヌルヌル感はまったく感じないので、この技術は使っていないと思われるが…
手描きでどーやったらこんな作画ができるのか…!感嘆のため息と共に武者震いすら憶える。
海外じゃ3Dアニメーションが主流な中、よくぞここまで…!
2D作画の境地、ここに極まれり。
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